鹿児島合気道錬成館

2011.2

2011年2月27日(日)。

「来る人。行く人」

進学・就職・転勤のシーズンである。共に稽古し、汗を流した道友が鹿児島を去るのは、淋しいことである。だが、その一方では新しい仲間が増えるのもこの時期である。「来る人は拒ます。去る人は追わず」と云うけれど、敢えて私たちは「来る人は温かく迎える。去る人はまたいつかと送る」としたい。
来る人。行く人。道友の健康と、益々の活躍を願う春である。

今日は、転換法・四方投げ・二教・呼吸投げなどを主に稽古しました。


2011年2月23日(水)。

「心の中に」

作家・立松和平は「日本人の心の真ん中には、富士山がある」と言った。鹿児島に住む人ならば、富士山より、桜島山のほうがしっくりとくると思う。
それにしても、連日の降灰。洗車が日課のようになってきた。
温泉をはじめ、様々な自然の恩恵を受けている私たちの郷土。その一方では、抗うことの出来ない大自然の脅威も併せもっている。
それでも、鹿児島の人々は、営々と生活を営む。雨が降ろうが、灰が降ろうが…。私たちは、鹿児島に生きる。
心の真ん中に、桜島山がある。合気道がある。

本日は、両手取り自由技を主に稽古しました。



2011年2月20日(日)。

「再見」

台湾から日本にやってきた許(シュ)さん。東京の大学を卒業し、東京の会社に就職。転勤で鹿児島へ。私たちの道場に入門して約1年になる。残念ながら、3月にまた東京に戻ることになった。名残り惜しい気もするが、合気道は本部道場で続けるとの事。
日本語が乱れる今、丁寧な言葉使いと、礼儀正しさで私たちのかけがえのない道友となった。お互いに合気道を続ける限り、再び会えると思う。その日を楽しみにしている。
それまで許(シュ)さん、再見!

今日は、正面打ち一教~四教、入り身投げ、小手返しなどを主に稽古しました。



2011年2月16日(水)。

「誇りあり」

年度末の2月・3月になると、道路工事などで渋滞する。民主党政権になっても、予算消化の工事は変わらないのだろうか…。と思いつつ、クルマの窓からパワーショベルの動きを眺めてみる。掘削・移動・積み込みをバケット・アーム・キャタピラが熟練のオペレータによって自在に操作されて、仕事が着々と進んで行く。
日本のオペレータは、世界一流の腕と云う。素晴らしい「技」は、ここにもあるのだ。
日本の技術。日本の文化。日本の武道。世界に誇れる日本は、まだまだある。
私達の合気道もまた。

本日も正面打ち一教~四教、入り身投げなどを主に稽古しました。


2011年2月13日(日)。

「三寒四温」

風花の舞う寒い日もあれば、日溜まりに土筆の顔を見つける日もある。「三寒四温」のこの頃である。この冬の寒さもようやく終わりを告げようとしている。
技を練り上げる冬の稽古。思いっきり身体を動かす春の稽古。季節は巡っても、愚直に、そして着実に稽古に励みたい。

本日は、正面打ち一教~四教、入り身投げなどを主に稽古しました。


2011年2月9日(水)。

「受け」

稽古で怪我をしない為に。技の上達の為に。きちんとした「受け」を行うことが大切である。
投げられる。キメられる。押さえられる…。その時々に、その瞬間に、鋭敏に反応すること。「受け」の積み重ねが、実は「取り」の上達の近道であることに気付くはずである。
一生懸命、受けよう。堂々と受けて立とう。「受け」は砥石。「取り」は刃物。

今日の稽古は、正面打ち一教~四教。肩取り二教、自由技などを行いました。


2011年2月6日(日)。

「梅開花」

雪で幕を開けた2011年も、早や2月である。梅の花もほころび始めて、いよいよ春も近い。
このところ、合気道を始めたいと云う人が多くなってきた。身体を動かしてみたい季節なのかも知れない。一人一人の充実した人生に合気道が役立つことがあればと、嬉しい限りである。
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」ならぬ、「人一人 一人ほどの 暖かさ」…。
仲間が一人でも多くなると嬉しい春である。

本日は、諸手取り各種技(四方投げ、呼吸投げ、小手返し、二教など)を稽古しま
した。



2011年2月2日(水)。

「体話」

合気道の稽古を続ける私たちの「能力」。そのひとつが、「対話」とは異なる「体話」である。言葉を交わさなくてもできる相手との会話。例えば、「体調はどう?」「まあまあ、筋肉痛が少し…」とか「またまた上達したね」「ありがとうございます」…。
体で語る言葉がある。それを受け取り、返す言葉がある。その感性を磨いて行くことも稽古のひとつだと思う。
「体話」には、年齢も、男女も、国境もない。相手を思いやる心のキャッチボールが磨きをかける。
合気道は、あなたのために。私のために。そして、世界の人々の幸せのためにある。

本日の稽古は、正面打ち一教~四教まで行いました。