鹿児島合気道錬成館

2012.3
2012年3月28日(水)。

「一歩の勇気」

新年度の始まりか、暖かくなったせいかこのところ入門希望の方が増えている。
合気道に限らず、何かを始める時は多少の躊躇や不安があるのは当然である。
私も本部道場へ初めて見学に行った際、100名程の袴姿の先輩を見たり、稽古の厳しさを目の当たりにして、ここで本当にやって行けるのか正直、不安だった。
何のことはない、2~3年もするとほとんどの師範の受けを皆の前で取るようになった。そして、多くの稽古仲間も出来た。
ほとんどの外国人の昇段審査の受けも依頼された。
「案ずるより生むが易し」である。
入門者の方は安心して良い。
有段者も最初は新人。少しだけ先輩なだけである。
大切なことは学校の勉強も、職場での新しい仕事でも始める少しの勇気と、それを続ける根気だと思う。

本日は両肩取りの呼吸投げ、後ろ両肩取りの呼吸投げ、自由技などを稽古しました。













2012年3月25日(日)。

「友として」

合気道という武道に出会って今さらながら本当に良かったと思う。
本部道場で師範の素晴らしい指導を受けられた事。
国内外を超えて多くの稽古仲間と出会えた事。
鹿児島へ帰ってきてからもたくさんの仲間と出会うこともできた。
子供が少しずつ技や礼節を覚えて成長する姿。
その一方では、年を重ねた人が楽しそうに稽古に励んでいたり親子揃って仲良く道場へ通ってくる様子はこちらまで幸せな気分になる。
生涯武道とは、普段の暮らしに少しだけ句読点を付けること。
合気道を友として、これからも気負わずに付き合って行けたらと思う。

本日は、昇級審査のあと基本技の稽古を行いました。













2012年3月14日(水)。

「山桜」

錦江湾を右手に見ながら姶良・加治木方面へ走る。
左の山を見上げれば、点々と新緑の山中に白い花が咲いている。
山桜の季節だ。
この木から色々な桜の品種も作られたという。
寒かった今度の冬もあともう少しで終わりとなる。
稽古仲間も進学・結婚など新しい季節を迎える。
「春山淡治(たんや)にして笑うが如く…」山笑う時。
人も春、である。

本日は、片手取り各種技。四方投げ・一教・小手返し・入り身投げなどを稽古しました。











2012年3月11日(日)。

「3.11」

あの日から1年経った。
朝から東日本大震災のテレビ特番が流れている。
気になったのは、被災地の子供たちが当日の映像を見てPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症しないかということ。
大人でも家を流され、家族や親族、友人・知人を亡くして様々なストレスを抱えているであろう今。
子供の立場になればなおの事と思った。
震災で生じた膨大な瓦礫も、復興・復旧の大きな妨げになっていると云う。
鹿児島は受け入れを表明しないのだろうか。
運搬・処理能力・廃棄場所など行政の側からは色々課題はあるかも知れないが、あの日から、1年も過ぎたのに復旧も生活保障も遅々として進まぬ現状を見るにつけ、被災地の方々の負担を少しづつでも軽減できる方向で検討して欲しいものである。

本日は、両手取りの各種技。呼吸投げ・入り身投げ・四方投げ・小手返し・二教・腰投げなどを稽古しました。









2012年3月7日(水)。

「旅立ち」

春は旅立ちの季節である。
D女史は、武道仲間と5月に華燭の典を挙げる。
武道を通して知り合った二人。
これからも理解しあえるパートナーとして幸せな人生を歩んで行くことだろう。
H君は、4月から大学進学で宮崎へ行くことになった。
将来は福祉の仕事を目指しているとの事。
素直でやさしい彼ならば、きっと夢は実現すると思う。
幸せの旅立ちである。
桜も祝福の花を咲かせる。
3月17日。D女子・H君を囲んで二人のお祝いの席を3月17日に設ける。
みんなでお祝いしよう。

本日は突きの技各種。入り身投げ・小手返し・二教・短刀取りの各種を稽古しました。







2012年3月4日(日)。

「木の芽流し」

このところ、雨が多い。
いま時分の雨を鹿児島の人は「木の芽流し」と呼んでいる。
東京に住んでいた頃、「この長雨は、木の芽流し」ですねと、会社の先輩に話したら全く通じずこれは方言の一種だと後になって解った。
(長野でも呼ぶらしいが…。)
いずれにしても、木々が芽吹く頃の長雨を私たちの先祖は風流な言葉で表したものである。
藪椿と梅が咲いている。桃の花、早咲きの桜、辛夷、白木蓮、木瓜…。
いよいよ、春到来である。
稽古も少し動くと汗ばんできた。

本日は両手取りの各種技。呼吸投げ・天地投げ・四方投げ・二教・腰投げなどを稽古しました。