鹿児島合気道錬成館

2012.5
2012年5月30日(水)。

「夏、間近」

甲突川の源流は、郡山町の八重山である。
早苗の季節になった。
今頃は、「八重の棚田」にも稲の苗が整然と並んでいるだろう。
毎年恒例の夏合宿は、昨年に引き続き「八重山公園キャンプ場」で行う。
錦江湾・桜島・鹿児島市街地が目の前に広がる。
バーベキュー、ちゃんちゃん焼き、自然の中で散策も良し、フィールドアスレチックや温水プールで遊ぶのも良し…。
大人も子供も、新しく入会された人達も気軽に参加して頂けたらと思う。
7月15日(日)~16日(祝)。
楽しい夏が待っている。

本日は、肩取りと両肩取りの各種技。二教・呼吸投げ・四方投げ・小手返し・自由技などを主に稽古しました。




















2012年5月27日(日)。

「木道を歩く」

湿地帯の中に続く木道がある。
道の脇には、まだ残雪があったり、水溜りには小さな魚が泳いでいたりする。
遠くでカッコウやウグイスが鳴いている。
平成19年、国立公園になった尾瀬は、近頃はバスツアーなどで気軽に行けるという。
私が20代の頃、尾瀬に行くのは電車やバスを乗り継いでそこから歩き続けて…。辿り着くまでが結構大変であった。
初夏から夏の終わりまで、多くの花が迎えてくれた。
今、覚えているだけでもザゼンソウ、水芭蕉、ヒメシャクナゲ、ニッコウキスゲなど花の宝庫だったことを思い出す。
唱歌「夏の思い出」ではないが「夏がく~れば、思い出す~」のは、水芭蕉を横に木道を歩く私と、山登りの仲間だった先輩たちの顔である。

本日は、交差取りの各種技。一教・二教・呼吸投げ・入り身投げ・四方投げ・小手返しなどを稽古しました。





















2012年5月23日(水)。

「特攻花」

この季節、道路脇や空き地などでコスモスに似た黄色い花を見かける。
特攻基地だった海軍航空隊鹿屋基地周辺に群生する花で特攻隊の出撃が始まった3月下旬から咲き始め、出撃が続いた6月頃まで咲くため、いつしか「特攻花」と呼ばれるようになったという。
正式な名称は「大金鶏菊(オオキンケイギク)」で外来種である。
非常に繁殖力が強く各地でいま野生化して咲いていると聞くが、初夏の今、鹿屋基地の近く一面に咲く風景を思い出す。
特攻基地といえば、知覧が知られているが万世・串良・出水・国分・指宿・そして鹿屋など数多く存在した。
なかでも鹿屋は特攻戦没者(908名)という尊い命が南洋に散っていったという。
花に平和の尊さを思うこの季節である。

本日は、正面打ちの各種技。一教・二教・入り身投げ・小手返し・自由技などを稽古しました。





















2012年5月20日(日)。

「灰と夏」

日曜日。稽古が終って、駐車場に停めた自分のクルマを見て驚いた。
屋根も、ボンネットも、フロントガラスもすべて灰・灰・灰に覆われている。
南日本新聞によると、20日から21日にかけての降灰量は昭和火口の爆発が再開した2006年6月以降
最も多かったという。
私の生まれ育った大隅半島では桜島の火山灰といえば冬のもので、それも1年に1度か2度(かなり昔だが…)だったと記憶する。
鹿児島市では、火山灰は夏のもの。
暑さとともに、雨とともに、毎日・毎日・灰がやってくる。
テレビのCMでは「金鳥の夏」が流れる頃になった。
私たちにとっては「火山灰の夏」到来である。
鹿児島市街地に限っていえば「火山灰」は、夏の季語なのだ。
今年の夏は、少し控え目の爆発であってほしい。

本日は、片手取り四方投げ・呼吸投げ。正面打ち入り身投げ。
前受け身、後ろ受け身、膝行などを稽古しました。




















2012年5月16日(水)。

「ヤチイモヤサン」

もう2カ月ぐらい前になる。
坂元町と吉野町の境あたり。
私はバイクを止めて地図を開いていた。
突然、「ヤチイモヤサン!」
「すみません、ヤチイモヤサンは、どっちに行きましたか?」と4~5歳と思われる女の子が、駆け寄りながら聞いてきた。
そう言えばさっき「焼き芋屋」の車が、「石焼き芋~」とスピーカーの声を流しながら、南の方へ走って行った。
「間に合うかな~、あっちの方へ行ったよ」と答えると、女の子は、頭をペコリと下げながら、走って追いかけて行った。
7~8分も経っただろうか。
先ほどの子どもが、またこちらに近づいてくる。
両手で紙袋を大事そうに抱えている。焼き芋が3~4本入っているのだろう。
間に合って良かったね。と言うと、「さっきは、ありがとうございました」と、頭をまた下げる。
きちんとした挨拶や言葉は相手を幸せな気持ちにしてくれる。
あの道を走る度に、今でも心に温かい風が流れる。

本日は、両手取りの各種技。二教・四方投げ・呼吸投げ・天地投げ・腰投げ・入り身投げなどを稽古しました。




















2012年5月13日(日)。

「梅雨入り」

沖縄県や奄美大島も梅雨入りしたという。
鹿児島県本土もそろそろ、雨のシーズン到来である。
武道場で行う合気道は、雨・風など天候に関係なく稽古できるので有難い。
「晴耕雨読」ならぬ「晴耕雨道」の趣向も楽しめるのである。
晴耕と言えば、先日ゴーヤの苗を2株買ってきて、大きめの鉢に植えた。
今年の夏もチャンプルーが楽しめそうである。
私が小さかった頃は、ゴーヤ(ニガゴイ)よりもヘチマを庭先に植えるのが一般的だったように思う。
小ぶりのヘチマを摘んできて、味噌炒めや味噌汁の具にしたりして夏のご飯時に、いやというほど食べさせられた。
(子供の頃はヌルッとした食感がやや苦手だった)
食後にたまに登場した黄色いマクワウリは、あの頃とても贅沢な気がして美味しかった。
梅雨入りは、夏の序章。雨を眺めながら、夏を思い出す。

本日は、正面打ち一教・二教・入り身投げ。片手取り隅落とし・内回転投げ・四方投げなどを稽古しました。




















2012年5月9日(水)。

「汗と恥」

日常のイライラやクヨクヨが道場で汗をかいたら、何だかすっきりとする。
疲れた心には「汗」が特効薬と実感する。
もちろんストレスがなくても、気持ちの良い汗は稽古が終わったあと、却って元気の出るものである。
さて「恥」。
恥をかくということは、一般的にいうとマイナスのイメージがある。
だが、合気道の稽古に限っていえば「恥は、大いにかくべし」である。
解らない事を聞くことが恥ずかしい。出来ないことが恥ずかしい。
などと考える事が恥ずかしいのである。
良い先輩が、必ず教えてくれるはずである。
彼らも、その「恥」を通ってきたから…。
道場では、たっぷりと汗をかこう。いっぱい恥をかこう。
上達の肝要。

本日は、後ろ両手首取りの各種技。呼吸投げ・二教・入り身投げ・四方投げ・小手返し・合気落とし等を稽古しました。



















2012年5月6日(日)。

「薫風」

風薫る5月。
久しぶりに大隅半島へ出掛けてみた。
生まれ育った故郷を数か月ぶりにクルマで走ってみると何故か気持ちがのんびりしてくる。
根占へ向かう緩やかな海岸線、青く澄んだ海の色。
「鹿屋ばら園」の薔薇の多さに驚き、鮮やかな花と甘い香りに癒される。
「大隅湖」をわたる優しい風。
高峠から垂水へ走ると、まさに新緑。
藪空木や野薔薇、ヤブデマリも満開を迎えている。
忙しい毎日を過ごしていると、時に心がカサカサと音を立ててしまう。
一生懸命に頑張ったら、潤いのひと時も必要なのだと実感する。
合気道の稽古も週に1~2回の潤いのひと時。
薫風が道場に流れてくる。

本日は正面打ち一教・二教。片手取り四方投げ。諸手取り呼吸投げなどを主に稽古しました。



















2012年5月2日(水)。

「演武大会」

いちき串木野の合同稽古および演武大会も滞りなく終わった。
県内の各道場やカナダのバンクーバー、中国の北京からの道場など、国内外から数多くの参加者があり「楓共励斎」創立20周年の大会はおおいに盛り上がった。
参加された皆さんは全て合気会の道場とは言うものの、それぞれの道場の特色があり錬成館としても参考になることもあったように思う。
私たちの道場は各道場のなかでも一番多くの参加者で主催者の長先生から大変感謝された。
秋には例年どおり錬成大会を私たちの主催で行う。
その日の再会を約束して帰途についた。
最後は、荒田の「ふく福」で直会。
食べて飲んで、合気道の事、いろんな事の話で楽しいひと時を過ごした。
ところで、大知さん、結婚おめでとう。これからは伊達さんだね。

本日は正面打ち一教・二教・四方投げ・入り身投げ、突き小手返し片手取り内回転投げなどを稽古しました。