鹿児島合気道錬成館

2013年8月28日(水)。

「露天の雨」

雷が近い。
稲光が絶え間なく点滅している。
肩まで浸かっているが、顔の周りには容赦なく大粒の雨が叩きつけてくる。
露天風呂に降る雨は、それでも優しく感じる。
身体の芯まで温まってくる。至福のひとときだ。
夏合宿で行った八重山公園の前。
「ゆるり乃湯」は筋肉痛・関節痛・疲労回復に効くという。
檜風呂の大浴場(内湯)と露天風呂を往復。
合間に水風呂に入る。
雷と雨の音しか聞こえない。
ほぼ一番風呂に近いせいか、他に客は二人だけ。
以前から温泉はあちこち出掛けてきたが、静かな環境のなかで、ゆっくり温泉を楽しめるということで今回が2回目。
身体と心を洗ってくれる、お気に入りの場所になった。
風呂の入り口の洗面台のボウルは虫太郎先生の作と聞く。

28日の稽古は、正面打ち一教~四教・入り身投げ・隅落とし。
突き小手返し・片手取り呼吸投げなどを行いました。





2013年8月25日(日)。

「セミナーに教わる」

護身術セミナーが今年も開催された。
看護師さんや医師の方々、その家族などが参加されて、護身術を合気道の技を織り交ぜながら体験して頂いた。
合気道、護身術を初めて見た。体験した。
と言う方がほとんどだったので最初は戸惑いもあったかも知れない。
それでも次第に楽しく和気藹々とセミナーは進み、怪我もなく無事に終了した。
私にとっても、錬成館のみんなにとっても合気道の稽古とは少し違う雰囲気を味わえたと思う。
合気道とは何か、という自らへの問いもあったのではないだろうか。
合気道の稽古は言うまでもなく「取り」と「受け」を行う。
お互いの技を磨き合い、引き出し合う稽古である。
しかし、ともすれば慣れ合いや予定調和に陥りやすい。
武道の未経験者、合気道の未経験者にもしっかり通用する技でなければならない。
そんなことを改めて感じたセミナーであった。

25日は、両手取り二教・片手取り二教・片手取り四方投げ・諸手取り腰投げ・両手取り天地投げなどを主に稽古しました。




2013年8月21日(水)。

「国民健康体操」

朝、6時30分前。
街のあちこちで人が集まっている。
夏休みの期間は特に子ども達が多い。
ラジオ体操が始まるのだ。
子どもの頃、早起きするのが嫌で渋々参加したが、体操の後に自分の家の周りや近所をほうきで掃除するのは清々しく気持ち良かったのを覚えている。
ラジオ体操は正式には「国民健康体操」というらしい。
昭和3年に国民の健康増進を目的に創られ、同年の11月1日からNHKのラジオで放送が開始。
以来、ラジオ体操として親しまれてきた。
子どもからお年寄りまで、誰もがあの軽快な音楽に合わせて動けるから外国から日本に来た人にはちょっと不思議に思われるかも知れない。
会社でも9時にラジオ体操を行ってからそれぞれの仕事に向かう。
健康は何よりの宝物。
病院にお世話になる前に、きちんと身体を手入れして贅沢をしないまでも美味しくバランスの良い食事を摂ることを心掛けたい。
ところで、第二ラジオ体操は今もきちんとできるだろうか…。

21日は、正面打ち一教・二教・入り身投げ・片手取り四方投げ・・内回転投げ・隅落としなどを稽古しました。






2013年8月18日(日)。

「ひたむき」

もう5年ぐらい前の事。
小学生の女の子の昇級審査を行ったときにお母さんも見学にいらっしゃった。
審査も終了し稽古も終わって帰る頃、お母さんが近づいて来られて「娘があんなに一生懸命に合気道に取り組んで、審査を頑張っている姿を見たら、何だか胸がいっぱいになって涙が出てしまいました」とおっしゃる。
合気道に限らず、ひたむきに何かに向かう姿は誰にも感動を与える。
ましては、それが実の子どもなら尚更だろう。
お父さんの転勤で鹿児島を離れる事になったが今でもあの子は合気道の稽古を続けているのだろうか。
合気道の上手・下手を超えるもの。
それは「ひたむき」に手を抜くことなくきちんと稽古に取り組む姿勢そのものではないだろうか。
昇級審査のたびに思う。

18日は正面打ち一教・二教・入り身投げ・小手返し・片手取り四方投げ・突き入り身投げ・自由技などを稽古しました。




2013年8月11日(日)。

「夜の秋」

朝起きると庭の朝顔を眺める。
一輪、一輪とあちこちの蔓(ツル)に咲いている。
花は、淡い紫紺の色。
清々しい一日の始まりを知らせてくれる。
近くでは赤とんぼもフワフワと群れをなして飛んでいる。
長かった酷暑はもう少しで終わり。
日が暮れるのも早くなった。
夜は時折涼しい風が吹く。
稽古の後のたっぷり汗を吸った道着の重さに疲れを感じるのも後しばらくの事。
日に日に秋に近づくこの頃はまさに季語にある「夜の秋」。
夏に頑張った身体を、夜はゆっくり休ませてあげたい。
今年の秋刀魚は豊漁だろうか…。
本格的な“秋の夜”まであと少し。

11日は昇級審査の後、基本技の稽古。肩取り二教・四方投げ。
片手取り呼吸投げ・入り身投げ・内回転投げなどを主に稽古しました。




2013年8月7日(水)。

「雨ニモ負ケズ 夏ニモ負ケズ…」

立秋も過ぎたがまだ暑い。
猛暑日という言葉を聞いただけでも汗が流れる。
この夏は水不足のところもあればゲリラ豪雨のところもある。
東北の一部にも「豪雨」というニュースが流れる。
これ以上の災害がなければと願う。
島のサトウキビには雨が欲しいという。
米はどうか。野菜や果樹はちゃんと育っているだろうか…。
人の智慧も技術も、日々の営みも大自然の前には何と脆いものかと思う。
今日はクマゼミやアブラゼミの後ろでツクツクボウシの声がした。
朝夕の涼しい風に心も穏やかになる。
暑い暑いと言ううちに、季節は確実に動いている。
昇級審査、護身術セミナーと夏の行事は続く。
忙しいけれど、今は身体を大切にしながら身体をつくりたい。


入院中は錬成館の皆さまにご迷惑をお掛けしました。
またお見舞いに来て頂いた方々、本当に有難うございました。
少しずつ“現場復帰”します。これからもよろしくお願いします。

7日は昇級審査と基本技の稽古。片手取り呼吸投げ・二教・小手返し・内回転投げなどを主に稽古しました。